スマートグラスで建設業界の圧倒的な人手不足を解決!

建築従業員(T)
建築従業員(T)

建設・建築企業:現場の職人や監督を増やして、もっと物件を増やしていきたいけど現場の職人や監督の人手不足でなかなか思うように物件が増えていかないなぁ、、
建設業界で人手不足が圧倒的問題視されているみたいだけど、、、離職率を減らすことはできないのかなぁ

こんな疑問に答えます

記事の内容◯建設企業向け:人手不足の解消法が分かる
◯離職率の減らし方が分かる

元ハウスメーカー勤務し、建設・建築現場を経験しているので人手不足という問題には何度も直面してきました。

実際に建設・建築業界にいて気づいたことですが【人がどうしても必要な職種である建設・建築業界では人がたくさん必要】ということです。

そこで今回は【建設業界で圧倒的問題視されている人手不足を解消する方法】をとてもわかり易く解説しようと思います。

実際にハウスメーカーで建設・建築現場を経験しているので、建設・建築業界での問題に対して貢献できると思います。
【建設・建築の企業での問題を解決していこう】という方は、ぜひこの記事を最後までご覧ください。

建設業界で圧倒的問題視されている人手不足【スマートグラスで解決】

リーマンショック以降の建設需要の落ち込みから一変し、東日本大震災や熊本地震の復旧工事により、建設業界では大きな需要が来ています。

しかし、昨今では新型コロナウイルスの影響により、建設業界の需要は落ち込みつつあります。それでも衣食住の一角を担う住宅や賃貸などのアパート・マンションの需要がなくなることはありません。

今後も上がっていく需要に対してどれだけ多くの物件をこなせるかが建設・建築業界の目標になると思います。

このような社会情勢があるなかで、建設・建築業界では【人手不足】が深刻化し、建設コストにも影響する事態となりました。

ここではまず、建設・建築業界の【人手不足】の理由を解説した上で、弊社のスマートグラス×遠隔操作支援の【シンクロアイズ】による解決策を紹介していきます。

建設・建築業界の【人手不足】の現状

建設・建築業界の【人手不足】の現状をデータから見ていくと、ハローワークにおける2019年10月の建設技術者の有効求人倍率は7.03倍で9月は6.89倍です。前年同月の6.5倍と比較しても上昇していることが分かると思います。

この数字はどんなことを表しているのかというと、7社が求人を出してもたったの1社しか人材を獲得できない状況です。
このような状況から建設・建築業界は【人手不足】が顕著に現れているのです。

国土交通省のグラフから確認

建設・建築業界で【人手不足】が深刻な原因として、求人ニーズが高いのにも関わらず、就業者数が減少していることが挙げられます。

国土交通省のサイトに掲載してある「建設産業の現状と課題」の資料の「建設投資、許可業者数及び就業者数の推移」のグラフを見ていきます。

引用:国土交通省「建設産業の現状と課題」-「建設投資、許可業者数及び就業者数の推移」

すると、建設業者と建設就業者数がいずれもピークを境に減少していることがここから分かると思います。
しかし、建設業者は年々減少しているものの建設就業者数は23年度から一定で変わっていないことが分かると思います。

建設就業者数は一定で変わっていないことから、建設就業者数の減少が人手不足に直接大きく関係しているとは言えないことがわかります。

では次に何が【人手不足】を引き起こしているのか?について深堀りして解説していきます。

【人手不足】という課題の原因は?

これには3つの原因が挙げられます。

  • 原因1:休日が少ない
  • 原因2:給与水準が低い
  • 原因3:長時間労働

これら一つずつ順番に解説していきます。

原因1:休日が少ない

建設・建築業界は休日が少ないことが若者から敬遠させる一つの原因です。

2017年の国土交通省「建設業働き方改革加速化プログラム」のこのグラフでの建築工事・土木工事では約50%を超える企業が1ヶ月に休日が4日以下です。週に1日あるかないかというところです。

2020年では働き方改革が行われているため、もう少しこの数字も減っているのではないかと思う方が多いと思います。

僕が実際に勤務していた企業では、休日出社がほとんどです。
上司がいるのに部下は帰るの?という雰囲気が常に漂っています。この雰囲気も非常によくないですよね。これも人手不足を引き起こす原因に直結です。

引用:建設業における休日の状況(国土交通省「建設業働き方改革加速化プログラム」より)

建設・建築業界では休日が少ないことはわかったと思います。休日が少ないのは普段の業務が勤務中に終わらないことが原因です。
ここで考えるべきところは原因ではなく、要因です。

原因2:給与水準が低い

建設・建築業で職人として努めている人の給与水準は低いとされ、給与形態は日給月給制が取られるケースが少なくないです。
日給月給制は業務した日のみ賃金が発生するため、長期休暇を要する年末年始やGW、お盆など休日が多い月は給与が少なくなります。

また天候によって作業ができない日も賃金が発生しないケースが一般的なため、収入が不安定です。

それ以外にも、出来高によって給与が発生するケースもあります。

これらは生産性が低く、不効率なために、作業計画が遅れて休日出勤になることも少なくないです。

原因3:長時間労働

建設現場の人手不足は深刻化しており、工期に間に合わせるために長時間労働や休日出勤で対応している現状です。

建設現場の抱える課題を解消するためには、業務効率化が必要不可欠。とくに所定外労働の原因になる事務作業はIT化に効果が期待できます。

建設現場の長時間労働改善はIT化がポイントです。
まずはできるところからはじめていきましょう。

要因の共通点

これらの3つの原因には、要因の共通点があります。

建設・建築業界では業務が効率的に進行していないこと(不効率)が要因だと思います。

  • 設計士の描いた図面の指示を待っている現場の手待ち時間の増加
  • 移動に伴う距離と時間の負担
  • 現場と本部のタイムラグ

これらの【不効率さ】が「人手不足」を引き起こしているということです。

工程をしっかりと考慮して工期を決め、1日の作業計画通りに進める必要があります。作業を計画通りに進めるには、生産性を向上していかないといけないです。

建築業界における課題を無くしていくシンクロアイズとは?
建築業界における課題を無くしていくシンクロアイズとは?
現場で働いてて、図面に書いてあることがよく分からないし、部材がどこにあるか分からないから、次の作業が全然進まないなぁ。 ここの納まり、図面ではこうやって書いてあるけど、実際は間違ってない? 目の前の視界を設計士と共有したいなぁ。 こんな疑問に答えます。 本記事の内容 現場が関わる身として思うこと 現場の「不」を解決するモノとは? 本業は建築業界で働いているので、現場での苦労や負担はものすごく共感できます。そのおかげもあり、今回このような記事を書かせていただくことになりました。 そこで、今回は「現場の職人さんや作業員さんが抱いている【不】を解消するシンクロアイズ」を建築業界で働いている目線から紹介して行こうと思います。 実際に初めてお話を聞いたときには「こんな簡単に現場と繋がれるんだ」と思いました。 「業界にかかわらず、現場の作業の負担を少しでも減らしたい」と思っている方は、ぜひこの記事を読んで参考にしてみてください。 現場で関わる身として思うこと 建築業界でもマンション・ビルなどの大きな規模から住宅という小さな規模まで多く存在しています。それぞれ地図に残ると言った素敵な職業であることは間違いありません。そのため設計として働く人、現場で働く人の目的・気持ちには大きく共感できるところがあります。 しかし、表では素敵な職業ではあるものの、裏ではものすごくきつい仕事であることは間違いありません。なので、そこで挫折してやめていく人は少ないとは言えません。 少しでも多くの人に続けてもらうために、少しでも業務の負担が軽くなればと思い、この記事を書いています。 現場の課題 そこで、設計・現場の両方から見た課題を思い返してみました。 現場で働いてて、図面に書いてあることがよく分からないし、部材がどこにあるか分からないから、次の作業が全然進まないなぁ。 ここの納まり、図面ではこうやって書いてあるけど、実際は間違ってない? 目の前の視界を設計士と共有したいなぁ。 現場の課題 現場や設計側からしたときの本音はこのようなことに近いと思います。 企業全体の課題 また、企業全体ではコロナということもあり、多くの課題が見えてきたと思います。 海外に会社を抱えている企業は特に、コロナで出張にいけないという課題が出てきています。コロナに限らず、出張で時間が取られてしまうのも現在の課題として挙げられます。 企業全体の課題 では何がこれらの「現場での課題」と「企業全体で課題」を解決してくれるのか? それが、タケイエナジーの開発した「シンクロアイズ」という遠隔操作支援システムです。 現場の「不」を解決するモノとは? ここから現場の「不」を一撃で解消する【シンクロアイズ】について建築業界でどんなメリットがあるのかも含めて紹介していきます。 シンクロアイズとは、現場の作業者の目線を共有し、遠隔から指示を出すことができるスマートグラスです。ベテランスタッフが現場に赴くことなく作業を進められるため、人手不足の解消、生産性を向上させることができます。 また、シンクロアイズでは建築業界だけでなく、現場が絡む業界やオフラインでしか成立しない業界でも多くのメリットを与えます。 シンクロアイズを使うメリット シンクロアイズを使うメリットを【現場が絡む業界へのメリット】【企業全体へのメリット】に分けて紹介します。 【現場が絡む業界へのメリット】 現場の視界が共有でき、事務所と現場での移動がなくなる スマートグラスなので、掛けながら作業ができる 現場監督待ちで工期が遅れる問題が解決される 現場からの視点を考えると、工期は守ることは当然だが、指示が一向に来ないので工期延長をせざるを得ないなど、オフラインでの交流が必要である。 シンクロアイズを使うことで今までオフラインでしかできなかったことがオンラインでも成立するようになります。 【企業全体へのメリット】 莫大な出張費を大幅に削減できる 浮いたコストで他の事業・設備に投資できる 各々の作業時間が短縮され、残業の時間もなくなっていく 企業全体の視点から考えると、残業は無くしていかないといけないが現場が追いつかなくて残業をせざるを得ない。またどうしても出張コストがかかるという課題もあげられる。 シンクロアイズを使うことで、ベテラン社員がいろんな現場を回ることなく、事務所で多くの現場を担当できる。 おばあちゃんでもわかるシンプルな操作・価格 ここからはシンクロアイズのシンプルな【操作】【価格】について紹介します。 【シンプルな操作】 操作はとても簡単でシンプルです。 電源ボタン一つを押すだけ。 使い方についての概要は、【シンクロアイズHPのカタログダウンロード】から動画で説明しております。 【シンプルな価格】 価格は、とてもシンプルです。 月額¥35,000- 1ヶ月に35,000円を支払うだけで使うことができます。1日に換算すると、 35,000円/20日=1,750円(1ヶ月を20日としたときの計算) 1日に1,750円をお支払いするだけで、作業の生産性が大きく変わると思います。購入前提の試験テスト(一週間までを目処)に1万円でレンタルしているので、この記事を最後まで見ていただいた方にはぜひおすすめしたいと思います。 他の事業について 株式会社タケイエナジーはシンクロアイズ意外にも下記の事業もしております。 太陽光発電遠隔監視システム:ひだまりeyes 家電製品を中心にお客様のより豊かな暮らしの提案:タケイ電器

人手不足を解消する方法【スマートグラスで解決】

ここまでで挙げてきた要因はすべて【不効率】であることが発端であり、最も早く改善できるポイントだと思います。

不効率であれば生産性を向上する必要があります。

この生産性向上にコミットできるモノが【シンクロアイズ】です↓

シンクロアイズ↑

シンクロアイズとは、現場の作業者の目線を共有し、遠隔から指示を出すことができるスマートグラスです。
ベテランスタッフが現場に赴くことなく作業を進められるため、人手不足の解消、生産性を向上させることができます。

建設・建築業界では未だにオンライン化が進んでいるとは言えません。オフラインでしか成立しないことも十分あります。

  • 施工図と現場の納まりの乖離
  • 職人さんとの打ち合わせ
  • 若手社員と上司の相談

しかし、現場の現状を本部が画面越しで見れる【シンクロアイズ】があることでこれらの問題をすべて解決します。

オフラインでしか成立しなかったこれらの課題をオンライン化にすることで不効率だった業務の生産性が向上し、休日が少ない・給与水準が低い・長時間労働が要因の、建設・建築業界として問題視されている【人手不足】を解決することに繋がります。

私がSynchroAZ(シンクロアイズ)を作った理由
私がSynchroAZ(シンクロアイズ)を作った理由
 みなさん、はじめまして。SynchroAZ開発者のタケイエナジーの代表取締役の武井です。今日は皆さんになぜSynchroAZを開発したのかを話したいと思います。  意外に思われるかもしれませんが、もともと私は街の電器屋さんの2代目です。24歳で跡を継ぎ、31歳で家電店の社長になりました。社員数は10名です。家電量販店ではなく、街の電器屋さんとしては社員を抱えてそこそこ大きい方ですね。もちろん今も家電部門は経営をしています。私も40歳になる前までは冷蔵庫を運んだり、エアコンを付けたり、現場最前線で飛び回っておりました。40歳ころから再生可能エネルギーの普及が本格的に始まり、私の仕事は家電部門からエネルギー事業へとシフトしていったのですが、その時でも現場でユンボ(重機)を乗り回して大地と格闘していました。(このあたりの物語はまた後日。)再エネの事業をする中で太陽光発電システムの発電量をリアルタイム計測するいいものがなかったので自分で作成すると決めました。そこからIT事業が始まりました。  最初は困難の連続でしたが(こちらも本がかけるほどです。たくさん書けます)、ひだまりeyesという製品化が完了して、今でも1000名以上のユーザー様に使っていただいております。ここでITの知見が得られました。  このような経験を踏まえた中で、特に、家電店、太陽光発電システムの現場工事を行う中で現場の状況を伝えたり、やり取りを記録できたらなぁと切に思っていました。  携帯だと言葉しか伝わらない。しかも片手が塞がる。スマホになり、画像も送れるようになったけど、一方通行的。両手がフリーで双方向性のリアルタイムな情報のやり取り。圧倒的な情報量。そんな夢の仕組みが作れたらなぁというは漠然と胸の中にあったんです。ただ今から思えば 圧倒的な欲望というか言語化ができていなかったんだと思う。  そんな中、ふとしたきっかけで、このような現場が喜ぶ商品が僕だけではなく、日本の中小企業の経営者がみんな欲しがっているということがわかりました。  それは地元中小企業仲間の楽しい飲み会の時でした。同じどしくらいの仲間と話すと言ったら、会社経営の話や、人の雇用の話です。そんな下地もあってふと 「スマートグラスつけて、現場とリアル会議するシステム作ろうと思うけど、どう思う?」 最初はみんな頭の上に???だらけでしたが、 「ドラゴンボールのスカウターみたいなやつで 漫画に出てくるようなテレビ会議のやつ」 と言ったらあーそれいい!って一言で伝わりました。ザ・昭和なオジサン世代あるあるです。 (特に男子にとってはいつまでの少年の心があるというか、純粋にスマートグラスつけて仕事するの「格好いい」って思って開発したのは内緒の話です。) 話を深堀りしていくと、中小企業の経営者アルアルの話で盛り上がりすぎました。 1 慢性的な人手不足2 ベテラン社員に仕事が集中3 若手社員の定着率の低下4 ノウハウが属人的(頭の中にあるだけ)5 何度も現場と会社の往復の非効率なやり取り あー、よかった!うちだけじゃないんだと内心ほっと(笑)したのを覚えています。 話はどんどん盛り上がり、ふと冷静に考えた時、あれ、これってスマートグラスがすべて解決してくれるじゃん!と確信し、自分がほしいのもあったのですが、一緒にいる経営者の仲間たちのためにも、ひいては日本のものづくりの復活のためにも(話が大きい)作るぞって決心した次第でございます。 話が長くなるので続きはまた後日。 下記では過去に行ったwebセミナー動画を用意しております。是非ご覧になってください。    

まとめ

いかがでしたか?

今回は、建設・建築業界における課題の現状を解説してきました。
会社に属しているとこのような悩みや課題は仕事を通して必ず実感してくると思います。特に若手社員はこのように思う機会が多いと思います。

逆にベテランの社員の方々は今までの業務形態に慣れてしまい、このままの方が働きやすいと感じていると思います。

しかし、このような【人手不足】という課題は今の現状を変えていかないことには解決できる問題ではありません。

オンライン化にすることの費用対効果や業務形態の変化による働きやすさなど、機械を導入するのに抵抗がある企業がほとんどだと思います。
しかし、働き方や経営は時代の流れに追従する必要があると思います。

これからやらなければ変わらないことをいつまで経っても蔑ろにしていては何も現状から変わらないので、この記事を見た人は、記事を読んで何かが変わるきっかけになればいいなと思います。

他の事業について

株式会社タケイエナジーはシンクロアイズ意外にも下記の事業もしております。