- 5Gで建築業界はどのように変わるの?
- 現在の建設業界での遠隔支援の取り組み
- 遠隔施工って現実的?
こういった疑問に答えます。
- 将来は無人現場!?
- 建設業界では建機での遠隔施工の流れが、、、
- 遠隔施工では不安な理由
この記事を書いている僕は、大手ハウスメーカーの現場を通じて、建築業界の様々な課題を目の当たりにしてきました。
こういった僕が解説していきます。
1.将来は無人現場!?
現在の建築業界では、いろいろな憶測で現場がどのようになっていくのかが議題として挙がっています。
- 現場に人がいなくなる
- 人はいるが、遠隔で確認できる現場になる
その中でも無人現場という言葉を耳にすると思います。
「無人」というワードが強いためか、ほとんどの方が聞く耳を傾けると思います。
そこで無人現場とはどんな現場なのか?想像している現場なのか? 無人現場について解説していきます。
その1:5Gとは?
引用:(FUJITSU JOURNAL|https://blog.global.fujitsu.com/jp/2019-05-08/01/)
無人現場の解説に入る前に、5Gの理解が必要です。ここで少し5Gについて解説していきます。
世界ではアメリカ・韓国が2019年4月から、中国では2019年10月末から既に運用を進めている「5G」。
日本でも携帯各社が2020年の春にスタートしました。
5Gの特徴は、【低遅延】【高速・大容量】【多数接続】の3つです。
交通手段で例えると、「車(4G)が飛行機(5G)になる」とも言われています。 個人でも「動画を素早くダウンロード」する際にとても効果的です。
このように【5G】は個人の利用にとどまらず、今後のインフラ整備にも多大な影響を与えてくれます。
その2:ドローンによる現場確認
引用:(総務省2020年の5G実現に向けた取組|https://www.soumu.go.jp/main_content/000593247.pdf)
5Gが登場することで、建築・建設現場でドローンの活用範囲や利便性も更に高まります。
例えばドローンを使って測量をしたり、ドローンを俯瞰で撮影することによって現場の状況が確認できます。
また、足場を設置することができない現場や高所での確認作業でもドローンを飛ばすことで、現場の様子を遠くからでも確認できます。
その3:遠隔施工とは?
引用:(これまで解決できなかった遠隔施工時の課題を、5Gによって乗り越える|https://wisdom.nec.com/ja/collaboration/2018031201/index.html)
これはこの言葉の通り、現場での施工を建機を使って遠隔操作することです。
先程紹介したドローンによる現場確認と同様の考え方です。 既に大手ゼネコンでも取り入れられている新しい施工の仕方です。
現場の作業員を少なくすることを目的に遠隔施工が取り入れられていますが、現場を画面越しで作業することは、現場を経験した身からすればほんとに大丈夫なのかな?と思うはずです。
【無人現場】は作業や効率を大きく変化させる方法だと思いますが、それを取り入れるリスクは大きいと感じます。
2.建設業界では建機での遠隔施工の流れが、、、
建機による遠隔施工は実際に大手のゼネコンで導入されています。
需要の面から考えると、5Gによる遠隔操作は、建設会社が長年悩まされている「人手不足」の解決に役立つ可能性があります。
建設業界に限らず、建築業界にもこの「人手不足」は大きな課題となっているため、遠隔施工は業界全体に効果をもたらす技術になると思います。
建築業界の人手不足をなくす解決策についての記事↓
3.遠隔施工では不安な理由
遠隔施工による無人現場はすべてが良いことで済むわけではないと考えています。
このような懸念点も必ずしもないということはゼロではないです。 現場経験者目線での「遠隔施工で困る点」を紹介し、それを解決するためには何が必要になるのか?について解説していきます。
結論として、現場目線やクライアント目線からすればとても不安です。
理由1.現場に誰もいない事による不安感
理由2.近隣住民への配慮や災害の際の対応の時間ロス
理由3.画面のみでの施工のため、正確性が劣る
ここまで読んだ方は、もしかすると「遠隔施工なので効率がいいのでは?」と思うかもしれないです。
しかし、正確性が欠ける点から不効率な可能性ができてしまいます。
そのため繰り返しになりますが、【現場目線やクライアント目線からすればとても不安】です。
現場の不安を解消【スマートグラスで解決】
ここまで挙げてきた【遠隔施工】は、人がいないことによる不安感や災害時などの危険な点や現場の正確性が劣るという点から、現場目線では不安を感じると伝えてきました。
- 人がいないことによる不安感
- 災害時などの危険な点
- 現場の正確性が劣る
これらはすべて【シンクロアイズ】が解決します。
この現場の状況を確認しながら、生産性向上にコミットできるモノが【シンクロアイズ】です↓
無人現場は画期的な考え方ではありますが、現場目線で現実的に考えたときに先程の懸念点が考えられます。
現場に人はいるものの生産性の向上にコミットするものが【シンクロアイズ】です。
シンクロアイズを開発した武井社長のお言葉↓
まとめ
いかがでしたか?
今回は、建設・建築業界の遠隔施工について解説しました。
遠隔で物事を進められることは画期的であり、これからの未来像であることがなんとなく想像できたと思います。
しかし全て遠隔任せにしてしまうと、効率的な反面、いくつかの懸念点も出てきてしまいます。
このメリットと問題点の両者をかけ合わせたものが、遠隔操作をしながら安全性も担保し、正確性も確保できる【シンクロアイズ】です。
シンクロアイズは建設・建築業界だけにとどまらず、様々な業界でも展開しています。
製造業界にシンクロアイズがなにをもたらすのか?↓
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